こんにちは!燐酸(りんさん)です。
「ロードバイクを購入したらビンディングにチャレンジしたい!」
初心者の皆さん、ほとんどが目標にしていますよね。
私も、ビンディングシューズを履いて長距離ライドに行くのが最初の目標でした。
でも、実際にチャレンジするのは不安…という人も非常に多いです。
そこで今回は、ビンディングシューズ初心者がよくやる転倒パターンと、
転ばないようにするための方法をご紹介します!
ビンディングシューズにしてみたい、ビンディングにしたばかりで自信がないという人は、
ぜひ参考にしてみてください。
初心者がよくやる転倒パターン
いざビンディングにして走り出したものの、だれでも1度は転倒したことがあるはず!
ペダルから足が外れずに転んでしまう「立ちごけ」は、ビンディング走行の通過儀礼です。
その中でも、不慣れな人がよくやってしまう転倒パターンがこちら。
●クリートを外すのを忘れている
●低速走行でバランスを崩す
●停止姿勢が違う
●ペダルの設定が固め
クリートがスムーズに外せない
ビンディングは、専用シューズの裏に取りつけた金具(クリート)をペダルにはめて足を固定する仕組みです。
停止する際はペダルからクリートを外さないといけないのですが、
外し方に慣れていないため、固定したまま停止してしまい、転倒するというパターンが1番多いです。
クリートを外すのを忘れる
夢中になって走っていると、ビンディングだったことを忘れてしまう人もいます。
クリートを「外す」動作ではなく、フラットペダルの時と同じように足を「離す」動作をすると、
あ!固定してるんだった!と止まる直前に気付いて間に合わず、転倒してしまいます。
低速走行でバランスを崩す
停止時に転ぶメージが多いですが、出発時も転びやすいです。
初心者は発進しても、こぐより固定するのを優先し、ゆっくり走行しがちです。
前を見ず、足元に視線を向けたままフラフラ走っているため、
車体が安定せずに、そのままバランスを崩して転倒するパターンです。
停止姿勢が違う
ロードバイクに乗って停止する際は、サドルではなくフレームにまたがります。
ママチャリのように、地面に足がつくくらいの高さで乗っている人の場合、
サドルに座ったまま停止しようとします。
ですが、ビンディングシューズにすると、乗車姿勢にあわせてサドルを設定するため、
今まで乗っていた位置より高くなるのがほとんどです。
そうすると、クリートを外しても足が地面につかず、バランスを崩して転倒してしまいます。
ペダル側の設定が固め
SPD-SLペダルの場合、調節ネジでクリートが外れやすいように設定することが可能です。
その設定をせず購入したままの状態で乗っていると、外れにくく転倒しやすいです。
初心者だったら、最初はマイナスの方にネジを回してあげるのがおすすめです。
緊急時はだれでも転倒する
こんな時は、初心者でなくても転倒してしまいます。
交通量の多い場所や、市街地は危険が多いので、走行時は注意する必要があります。
転ばないための5つの方法
では、転ばないようにするためにはどうしたらいいのでしょう。
ビンディング初心者は、使い慣れていないために『操作が難しそう』『転倒が怖い』
という不安がぬぐえず、ドキドキしながら走っている人がほとんどです。
その緊張感と恐怖心をなくし自信をつければ、転ぶリスクが少なくなります。
車体に慣れる
まずは、ロードバイクの車体操作に慣れましょう。
操作もままならないのに足まで固定したら、恐怖しかありません。
基本的な動作ができるようになってから、ビンディング練習をはじめるのがおすすめです。
ビンディングペダルでも、靴底がフラットなスニーカーで乗ることは可能なので、
転ばないよう最初はスニーカーで練習してみましょう。
とくに【発進・停止】はスムーズにできるようになっておく必要があります。
ショップで指導を受ける
ビンディングシューズの着脱方法は、独学ではなくショップ店員さんに教えてもらいましょう。
もしくはすでに乗っている人から教えてもらうと、練習の段階から何度も転ばずに済みます。
着脱練習をしてから走る
車道へ走り出す前に、着脱がスムーズにできるようにしておきしょう。
3ステップで練習し、徐々に慣れていくのがおすすめです。
1.車体が倒れないよう固定した状態で、着脱練習をする。
2.安全な場所で、走行しながら着脱練習をする。
3.信号がある道路で、発進・停止の練習をする。
比較的交通量が少なく、転倒しても安全な場所で練習しましょう。
倒れないように車体を固定するには、壁に手をついて支えたり、ローラー台を使用します。
ロードバイク初心者なら、設置方法が簡単なローラー台がおすすめです。
だろう運転を心がける
街中では、車・人・自転車がどのタイミングで飛び出してくるかわかりません。
普段から走っている道だから大丈夫、信号が青だから安全に走れるではなく、
もしかしたら…と、事前に予測しながら走りましょう。
そうすることで、急停止のリスクを減らすことができます。
動作に余裕をもつ
ビンディングシューズで走行する時は、あわてず余裕をもって動作を行いましょう。
停止時は直前にクリートを外すのではなく、前もって外し、
発進時は漕ぎだしてすぐではなく、ある程度走行してから固定します。
どちらかの足が固定されていれば、ペダルをこげば進みます。外れていても大丈夫です。
立ちごけするのは当たり前!
ビンディングシューズで転んだことがないという人はほとんどいません。
だれもが1度は経験したことがある「立ちごけ」。
転んだから恥ずかしい、転んだからスキルがないというわけではなく、
「ロードバイク乗りならよくやること」と認識しておきましょう。
むしろ転んだ時にできた車体の傷は、”乗っている感”がでていい味になりますよ。
ケガをするのが怖い…という人は、残念ながらビンディングは向いていません。
でも、今よりも早く走りたい!どこまでも遠くまで走りたい!という人は、おもいきってチャレンジしてみてください!
効率よくペダリングできるビンディングで、ロードバイクの楽しめる幅が広がること間違いなしです!!